2010年04月21日

首相「腹案」に痛烈な「ノー」…徳之島(読売新聞)

 沖縄の米軍普天間飛行場の移設受け入れをめぐり、鹿児島県・徳之島で18日に開かれた反対集会には、予想を上回る島民約1万5000人が結集し、鳩山首相の「腹案」に痛烈な「ノー」を突きつけた。

 首相にとって、徳之島は沖縄からの「県外移設」の切り札だったが、地元の頭越しに甘い見通しのまま始まった検討は、頓挫がほぼ確実となった。

 ◆「なめられた」

 18日午前。薄曇りで南国の強い日差しが和らぐ中、徳之島町の亀津新漁港には、プラカードを持った島民たちが続々と詰めかけてきた。徳之島、伊仙、天城の3町長らで作る主催者はビラ1万3000枚を用意し、会場で配った枚数で参加者を数えた。その結果、午前11時の配布開始から約10分で目標の1万人を突破。正午前にビラはなくなった。参加者は最終的に、島の人口の6割近い1万5000人(主催者発表)に達した。

 「長寿と子宝の島を守ろう」「大事な牛にヘリコプターのごう音は必要ない」

 壇上には、漁協や農業団体、青年団体、環境保護団体などの代表16人が登り、次々と基地の受け入れ反対を訴えた。天城町の大久幸助町長が最後に「大成功だ。これからもますます強く戦い抜く!」と叫ぶと、参加者はこぶしを突き上げて気勢を上げた。地元関係者によると、参加者は大半が地元の島民で、「島外の基地反対運動家などはほとんどいなかった」という。

 集会後、伊仙町の大久保明町長は記者団を前に、「首相の判断が甘かったと言わざるを得ない。徳之島案の打診はもうできない」と首相を公然と批判した。大久・天城町長は、政府が水面下で徳之島案の検討を進めていることについて、「何の打診もなく、なめられているのかと思った」と不快感をあらわにした。

 ◆場当たり的

 そもそも徳之島案は、沖縄本島と距離的に近く、約2000メートルの滑走路を持つ徳之島空港があることが発端で浮上した。沖縄で「県内移設」への反発が強まる一方、米軍の抑止力維持のためには沖縄から離れた地域への移設が難しく、鳩山政権内では「徳之島なら米軍の理解を得られそうだ」といった楽観的な見通しが広がった。

 首相は、民主党の牧野聖修衆院議員(静岡1区選出)を通じた同島関係者からの売り込みに飛びついたという。周辺は「徳之島案は昨年末あたりから急に出てきた」と証言する。だが、米軍の運用など安全保障上の観点から本格的に検討された形跡はほとんどなく、場当たり的な感じはぬぐえない。「土地探しの不動産屋の感覚だった」(民主党中堅議員)との批判も出始めている。

 ◆バラ色

 「島内は潜在的に賛成派が多数だ。政府が決めさえすれば、大丈夫」

 島で徳之島案を推進する元天城町議会議長の前田英忠氏は、昨年末から首相周辺に繰り返し伝えた。過疎に苦しむ島の活性化には、米軍誘致がうってつけだと考えたからだ。島の少数派のそうした推進派の声を、首相らが過信した面は否めない。鹿児島県の伊藤祐一郎知事が民主党の小沢幹事長の自治相時代の秘書官だったことで、「知事の協力も得られる」との楽観論も生まれ、期待が高まった。

 だが実際には、島内では推進派への支持は広がらなかった。むしろ、町長への正式な打診抜きで水面下で検討を始めたことで、反発に火がついた。伊藤知事も反対を明確にした。検討作業は、沖縄県の仲井真弘多知事が「政府から何の説明もない」と反発を強めていったのと同じ道をたどった。

 防衛省関係者は「基地問題でのお願いは、まず現職の首長を説得しないとヘソを曲げられる」と指摘する。平野官房長官を中心に「政治主導」で進んでいる移設案の検討では、防衛官僚らが長年の経験で蓄積してきたノウハウは生かされていない。

 民主党鹿児島県連(代表・川内博史衆院議員)は17日夜の会合で、移設の白紙撤回を政府に申し入れる方針を決めた。川内氏は首相側近だが、会合後に「政府の手続きに疑問を感じる」と批判した。18日夕、首相公邸に首相を訪ねた川内氏が県連の方針を伝えると、首相は「わかった」と言葉少なだったという。

 「バラ色の情報ばかり聞かされて徳之島に執着した結果だ」。県連の1人は吐き捨てた。(西部社会部 舟槻格致、鹿児島支局 北川洋平)

 ◆海兵隊ヘリ分散に米側難色◆



 政府の移設案は、普天間飛行場の海兵隊ヘリ(約60機)の5〜6割を徳之島に移し、残りの部隊、施設を沖縄県名護市に広がる米軍キャンプ・シュワブ陸上部などに「分散移設」することが柱だ。ただ、分散移設は軍事運用面で問題が多く、米国が受け入れる可能性は極めて低い。

 政府筋によると、徳之島移転は、島北西部沿岸の徳之島空港の2000メートル滑走路を活用する案が軸だ。この長さだと、米軍が数年後導入予定の「MV22オスプレイ」(ヘリと飛行機の機能を兼ね備えた垂直離着陸機)の運用にも十分だ。ただ、ヘリ収容施設がないため、滑走路周辺の干潟を埋め立て、格納庫や駐機場を新たに建設する必要がある。

 さらなる難題は、徳之島と沖縄本島の距離が約200キロ・メートルあることだ。ヘリ部隊が沖縄の陸上部隊と訓練するには片道約1時間以上、オスプレイでも片道40分余りかけて往復しなければならない。

 米軍筋は「陸上部隊とヘリ部隊が共同訓練を恒常的に行い、有事に即応するためには、片道20〜30分の距離が限界だ」と話す。キース・スタルダー太平洋海兵隊司令官は本紙の取材に「東京に住んでいたら大阪に車を置かないだろう。ヘリと海兵隊の関係も同じだ」と述べ、両部隊の分離は難しいと強調した。

 実は、日本政府も米側のこうした主張を見越し、徳之島に陸上部隊の宿舎や訓練場も建設する「大規模移設案」を今年初めに検討した。しかし、「訓練場を造る広さがない」との結論に達し、幻となった。米軍の一部には、徳之島が朝鮮半島に近く、半島有事に対応しやすいという肯定論もある。しかし、台湾海峡と朝鮮半島を両にらみできる沖縄が最良だとの米軍主流の見解は、簡単には揺らぎそうにない。(政治部 白川義和)

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2010年04月20日

<神埼市長選>松本氏が再選 佐賀(毎日新聞)

 神埼市長(佐賀県)松本茂幸氏(59)が再選。元市職員の狩野常徳氏(36)を破る。投票率は76.96%。

 確定得票数は次の通り。

当10280 松本 茂幸=無現<2>

 10043 狩野 常徳=無新[民]

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2010年04月16日

鳩山首相、学校耐震化「予備費も念頭に…」(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は10日夕、学校耐震化について「超党派で頑張らなければいけない。いろいろと知恵を絞らなければいけないが、(各省の予算ではなく政府全体の)予備費を使用することも念頭においてやらなければいけない」と述べた。都内で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【演劇の殺陣けいこなど視察】

 −−今日も切らせていただく。よろしくお願いします。

 「ハハハハ。どうぞ」

 −−前回の事業仕分けでは、文化・芸術分野でかなり厳しい結果が出ることが多かったが、今日の視察の感想を

 「私はやっぱり、日本のある意味での国力は文化の力だと思っています。日本はいわゆる軍事力とか、そういうもので生きていく国ではありません。したがって、文化の発信力がこれからの日本という国をですね、世界にある意味で、尊敬をもってみていただける、最大の私は力だと思っています。その割にはですね、文化に対して、必ずしも今までの政府、国と言うべきかもしれません、力が十分に備わっていなかった」

 「今日はここで、廃校を利用した芸術活動を拝見させていただいて、私はすばらしいなと思います。廃校。こういった形で日本の文化力をあげるために使っていただくということは、非常にすばらしい、両者の思いが重なった中でできた発想だと思って、評価をしています。空き店舗とかを使って、演劇、芸術活動、けいこなどをしておられるようですけれども、今日も体育館で拝見いたしましたけれども、こういった廃校を利用した日本の芸術の力をはぐくむということは、私は大変大事なことだと思っております」

 「NPO(非営利活動法人)の活動を支援するような話も、決めたわけでありますが、文化をはぐくむために日本としての政治が果たすべき役割は、まだまだあるなと感じたところです」

 「また、今日は耐震化も一つの話題になりました。廃校になった後、耐震化も進められた。これから小学校、中学校の耐震化は、ある意味で超党派で頑張らにゃいかん話だとも思っておりますが、そういう意味でも、万一、学校が倒された後でも、大いに利用できるような設備にしていくということも、重要だなという認識を新たにしました」

 【普天間移設】

 −−今日、岡田克也外相からルース駐米大使との会談の報告は受けたか。米国は協議入りそのものに難色を示しているが、今後、どのような態度で対米交渉に臨むか

 「うん。岡田外務大臣、ルース大使と会われた。その概要の説明を受けました。決して何かを拒否されたとか、そういう話ではありません。むしろ、これから難しい状況があることは変わりはないとは思っておりますが、5月末までに、私どもとすれば、アメリカにも理解を得られるような形で、普天間の移設問題、最終的な結論を導いていきたいと思っています。これ以上の内容に関して申し上げるべきではないと思っています」

 【「たちあがれ日本」発足】

 −−本日、新党「たちあがれ日本」が旗揚げされた。民主党の受け皿を求める動きが活発化しているようにも思えるがどうか

 「私たち、政権交代をして、大変大きな変革、日本の変化、改革を求めています。で、改革にはさまざまないろんな力が動いてくることも、それはあり得ると思っています。ただ、私どもはこの改革の時計の針を逆に戻したりするつもりは、一切ありません。もっともっと加速しなきゃいかんなと思っています。そういう中で、お互いに切磋琢磨(せっさたくま)して、政治家同士が新たな政治運動を作り上げていくということは、決して悪い話ではないなと思ってます」

 【学校耐震化】

 −−耐震化に関し、国会でも「予備費を使うことも検討している」と答弁しているが、今日の視察を踏まえてどうか

 「はい。超党派でそういう動きが出ていると思っています。民主党としても、これは学校の耐震化。特に未耐震化の工事を行うのは、夏休みでないと難しいというご要望もいただいています。そうなりますと、いろいろと知恵を絞らなきゃいけませんが、学校の耐震化を急ぐためには、いわゆる予備費を使用することも念頭においてやらなきゃいけない話ではないかと思っています」

 【切るべきもの】

 −−今日、刀を贈られた。「切られることが多い」と話していたが、首相、あるいは鳩山政権が一番切るべきものは

 「これは、いわゆる政官業のしがらみですよね。そういったものをどんどん、切り捨て御免でいかないといけない。古い体質をさよならさせないといけない。しがらみに対する抵抗は、ますます強まっていると感じています。私どもとすれば、新政権、決して負けてはならない。せっかく国民の皆さんのお気持ちをいただいて、ここまで来た以上、われわれとすれば、こういったしがらみを、切り捨てていかないといかんと思っています」

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posted by フナバシ ヒロユキ at 20:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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